- 一人暮らしをしたくても給料が少なくて無理…
- 一人暮らしをしたいのに両親が反対する…
- 一人暮らしできない場合はどうしたらいい?
一人暮らしを始めたくても給料や親の反対など、さまざまな問題を抱えるケースがあります。しかし問題を解決できなければ、いつまでも一人暮らしを始められません。
この記事では、一人暮らしができないのは単なる甘えである理由を解説します。この記事を参考にすれば、誰でも一人暮らしを始める1歩が踏み出せます。
給料が低くても生活水準を下げれば問題ありません。両親に反対される場合でも、あなたが社会人なら言うことを聞かなくて大丈夫です。
一人暮らしを絶対にできない人はどこにもいません。
一人暮らしができないのは甘えである3つの理由
あなたが社会人なら「一人暮らしができない…」というのは単なる甘えです。理由は3つあります。
家族に依存している
「一人暮らしができない…」と思っている人は家族への依存が強いことがあります。家族への依存が強い人は一人になることを怖がり、結局甘えてしまうからです。
以下の理由で一人暮らしできるのにできないと思っています。
- 家族といるほうが楽
- 家族と離れたくない
- 家族がいないと生きていけない
家族とあえて一緒にいる場合は別であり、実家暮らしでも自立している人がいるのも事実です。自分が家族に依存していないか考えてみてください。
» 「一人暮らし=自立」ではない理由
最初は誰でもできない
一人暮らしに関わらず、今できている人でも元々はできないところから始まっています。最初から何でもできる人は存在しません。
あなたも同じく「できない」を「できる」に変えてきているはずです。
- 文字を書くことができなかったけどできるようになる
- 小学校ではできなかった勉強を中学校でできるようになる
「社会で働くのは無理だから働かない」というのは社会でほぼ許されていません。ほとんどの人は社会で働けるようになり、働かないというのは単なる甘えです。
一人暮らしも同じように「できない」から「できる」に変えるだけ。誰でも一人暮らしはできます。
» 社会人の一人暮らしで大変なこと
できる理由を考えていない
一人暮らしをできないと思っている人は、できる理由を考えていないだけです。誰でも一人暮らしは可能で、できる理由はたくさんあります。
一人暮らしができないと言う人の考えは以下のとおりです。
- お金がないから
- 家事ができないから
- 寂しがり屋だから
しかし、逆に考えればできる理由が見つかります。
- お金があればできる
- 家事を覚えればできる
- 寂しがり屋を克服すればできる
「できない理由「を「できる理由」に変換すると生活をガラッと変えることが可能です。
» 一人暮らしはするべきか?【男女共通】
» 一人暮らしで家事ができないときの対処法
できない理由よりもできる理由を考えて、まずは一歩を踏み出しましょう。
一人暮らしができない理由
一人暮らしができない理由で多いのは以下の3つです。しかし、以下の問題はすべて解決できます。
給料が低い
「一人暮らしができない…」と考える多くの人が「お金がない」と答えます。ある程度のお金がないと一人暮らしを始められないのは事実だからです。
一人暮らしを始めるには以下の費用が必要。最低でも20万〜30万円はかかります。
- 賃貸契約:15〜42万円
- 必要なもの:15〜25万円
- 引越し:0〜8万円
しかし社会人であれば、自分で稼ぐことができる金額です、お金の問題はできない理由になりません。
実家暮らしはもっともお金を貯めやすい環境。お金がないのは努力が足りないだけです。
一人暮らしは無駄?
一人暮らしで家賃を払うのは無駄になりません。一人暮らしでは家賃以上のメリットがあるからです。無駄と言って一人暮らしをしない人は損しています。
» 一人暮らしが無駄ではない理由
年齢が足りない
年齢が足りない場合、一人暮らしができないこともあります。19歳以下の場合は両親の許可が必要だからです。15歳・16歳の場合は、物件を借りれるかどうかも分かりません。
「平成27年度国勢調査」によると、19歳以下の一人暮らしの割合は全体の7%。ごく少ない数ということも分かりました。
- 高校生まで:難しい
- 大学生:両親次第
- 社会人:自分次第
一人暮らしは若いほど難しくなる事実があります。しかし社会人であれば別です。
» 一人暮らしを始める最適な年齢は何歳から?
大学生でもない年齢の社会人なら、年齢が足りないのは一人暮らしができない理由になりません。20代以上で「まだ年齢が足りない」というのは甘えです。
両親に反対される
両親に反対されるから一人暮らしできない、というケースも珍しくはありません。両親が子を心配するあまり、実家に留めておくのはよくある話です。
- 朝起きれないから
- 家事ができないから
- お金の管理ができないから
しかし学生でもない限り、両親の意見は関係ありません。反対されても自分の人生は自分で決めなければ後悔します。
両親に一人暮らしを反対されている場合の対処法は3つです。
- 一人暮らしするメリットを伝える
- 一人暮らしするデメリットを伝える
- 一人暮らしする部屋を決めて事後報告する
自分の人生は自分で決めましょう。
あなたが寂しがり屋なら、一人暮らしをしないほうがいい可能性もあります。寂しいと感じすぎて心が病むからです。心の病気を抱えてしまうと今後の人生に影響を与える可能性があります。
» 一人暮らしをしないほうがいい特徴
一人暮らしができないとヤバい理由
「一人暮らしができない…」と考えている人は、実家暮らしのままだとヤバいです。すぐに考えを改めないと後悔する人生を歩むことになるので注意しましょう。
自立できない
「一人暮らしができない…」と考えている人は自立できません。あらゆる面で両親を頼ることになり、一人で生きていく力が身につかないからです。
あなたも自立しないままなのは好ましくないことだと薄々分かっているはず。一人前の大人になるには以下3つの面で自立が必要になります。
- 金銭面
- 生活面
- 精神面
「一人暮らしができない…」と甘えたままでは無理な話です。
しかし「一人暮らし=自立」ではありません。実家暮らしでも自立する方法はあります。
» 実家暮らしでも自立する方法
結婚できない
「一人暮らしができない…」と考えている人は、結婚しにくくなります。自立していない人と結婚したいと思う人は少ないからです。
マイナビウーマンが2017年2月に行ったWebアンケートの結果があります。約8割の男性が一人暮らしの女性と付き合いたいと答えました。
(参考:マイナビウーマン)
2015年に国立社会保障・人口問題研究所が行った調査もあります。調査の結果から、7割以上の人が親と同居の場合に未婚であることも分かりました。
(参考:国立社会保障・人口問題研究所)
あなたが結婚したくないのであれば問題ありません。しかし両親はずっと健在ではないことも理解しておきましょう。
親孝行できない
「一人暮らしができない…」と考えている人は、親孝行ができていないことに気づきましょう。親を安心させることが最大の親孝行になるからです。
以下の状態は両親を安心させているとは思えません。
- 自立できていない
- 結婚できていない
自立して一人で生きていける証拠を残すことが最高の親孝行です。一人暮らしすると両親のありがたみが分かり、より大切にできます。
両親へ親孝行をしたいなら一人暮らしして安心させてあげましょう。
一人暮らしできない人がやるべきこと
「一人暮らしができない…」と考えている人でも、たった3つの行動を起こすだけで人生を大きく変えられます。一人暮らしで人生を変えたい人は以下の3ステップをこなしましょう。
STEP1:初期費用を貯める
「一人暮らしができない…」と考えている人がやるべきことは、初期費用の準備です。
物件を契約するためには、下記のような費用が必要になります。まずはお金を確保しましょう。
項目 | 費用 |
---|---|
敷金 | 家賃の1〜2ヶ月分 |
礼金 | 家賃の1〜2ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃の0.5〜1ヶ月分 +消費税 |
前家賃・前管理費 | 家賃の1ヶ月分 |
保証会社の手数料 | 家賃の0.5〜1ヶ月分 |
鍵の交換費 | 1〜2万円 |
火災保険料 | 1〜2万円/年 |
地域や希望する生活スタイルによっても変わってきますが、最低でも20万〜30万円は用意しておくことが必要です。できれば30〜75万円あると余裕があります。
「少しつらいかも…」といっても、実家暮らしほどお金を貯めるのに適した環境はありません。実家暮らしであれば必ず貯められるお金です。
人生を変えるためにも少しだけ貯金をがんばりましょう。
STEP2:物件を探して手続きをする
「一人暮らしができない…」と思いながらも初期費用の準備ができたら、実際に住む部屋を決めましょう。
お部屋探しで不動産屋に行くのはおすすめできません。紹介される物件が限定的で、その場の雰囲気に流されるからです。
お部屋探しサイトは30以上もありますが、一人暮らしにおすすめできるのは少ししかありません。一人暮らしの物件選びに失敗したくない人は「一人暮らしにおすすめのお部屋探しサイト」を参考にしてください。
物件を探すだけなら無料なので、まずは希望エリアの部屋を見てみましょう。
\一人暮らし向けに30社以上から厳選!/
間取りに迷ったら1Kを選びましょう。ワンルームでも一人暮らしなら十分です。
間取り | 家賃 | スペース | 掃除 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
ワンルーム | かなり安い | 狭い | かなり簡単 | 詳細を見る |
1K | 安い | やや狭い | 簡単 | 詳細を見る |
1DK | 安い | 普通 | やや大変 | 詳細を見る |
1LDK | やや高い | やや広い | やや大変 | 詳細を見る |
2K | 安い | やや狭い | やや大変 | 詳細を見る |
2DK | やや高い | やや広い | やや大変 | 詳細を見る |
2LDK | 高い | 広い | 大変 | 詳細を見る |
希望の物件が見つかったら入居の手続きに進み、実際の入居日を決めてください。
物件契約には誰でもできる簡単な手続きしかありません。不動産屋やお部屋探しサイトの説明通りに動けばいいだけです。
STEP3:引越しをする
入居する日が決まったら、あとは引越しをするだけです。一人暮らしの引越し方法は3つあります。
- 引っ越し業者に頼む
- 軽トラックを借りて荷物を運ぶ
- 自車・友人の車などで荷物を運ぶ
初めての一人暮らしのなら荷物が少ないです。引越し業者に頼む必要はありません。
引越し業者に頼むと費用が多くかかります。できれば軽トラックや自車、友人の車などで荷物を運びましょう。
引越しが完了すれば、あなたの人生にとって大きな一歩となる一人暮らしのスタートです。
一人暮らしができない人はいない
「一人暮らしができない…」という考えは甘えです。理由は3つあります。
- 家族に依存している
- 最初は誰でもできない
- できる理由を考えていない
「できない理由」よりも「できる理由」を考えてみてください。一人暮らしする方法が見えてきます。
一人暮らしが怖いと感じているなら、まずは実家の近くで初めて見るのもおすすめです。実家の近くで一人暮らしをしても、無駄にはなりません。
» 実家近くの一人暮らしが無駄ではない理由
あなたも必ず一人暮らしを始められます。