- 一人暮らしは何歳からできるのだろう?
- 多くの人は一人暮らしを何歳から始めている?
- 最適な年齢で一人暮らしを始めたい!
特にきっかけがない場合、一人暮らしを始めるタイミングには困ります。自分の年齢は本当に一人暮らしを始めるのに最適か、分からない人は少なくありません。
この記事では、一人暮らしが何歳からできるのか解説します。記事を読めば、今あなたが一人暮らしを始めるべきか分かります。
法律上、一人暮らしを始められる年齢の決まりはありません。親の同意があれば、未成年でも一人暮らしを始められます。
就職してから数年後に一人暮らしを始めるのが一番おすすめです。
一人暮らしは何歳から始める?最適な年齢とは?
一人暮らしを始める年齢には就職してから数年後をおすすめします。心とお金に余裕がある時期だからです。
しかし、それぞれの時期によってメリット・デメリットがあります。
大学・専門学校入学時:金銭面でシビアになれない
高校を卒業して進学する時期の一人暮らしは2番目におすすめのタイミングです。
- 新しいことを覚えるのに抵抗はない
- 親からの仕送りがあるのでお金の心配はない
高校を卒業したばかりは新しいことを覚えるのに抵抗がありません。すぐに適応できる年齢です。
学生なら基本的に両親からの仕送りで生活するため、お金の心配がありません。生活が保障されている中で一人暮らしに慣れられるのはメリットです。ただし、お金の面でシビアになれないので注意しましょう。
高校を卒業して進学する時期に一人暮らしをする人はたくさんいます。身体的にも精神的にも一人暮らしを始めるのおすすめの年齢です。
» 一人暮らしはするべきか?【男女共通】
就職した時期:心とお金に余裕がない
就職する時期に一人暮らしを始めるのはおすすめしません。心とお金に余裕がないからです。
- 就職したばかりでお金がない
- 仕事を始めたばかりで心に余裕がない
仕事を始めたばかりで余裕のなくなっている時期に、自宅では家事も覚えなければいけない状況では心に余裕がありません。
特に学生から社会人になった時期の変化は、メンタルに大きな負担となります。新卒で就職したばかりでは、給料もたかが知れているはずです。
» 一人暮らしができない理由
実家にいればお金や家事の心配もなく、余裕を持って仕事に慣れられます。就職した時期での一人暮らしはデメリットだらけです。
» 一人暮らしをしないほうがいい人の特徴
就職して数年後:心とお金に余裕がある
就職してから数年後に一人暮らしを始めるのはおすすめです。仕事にも慣れてきて、心とお金に余裕があります。
- 貯金できてお金に余裕がある
- 仕事に慣れて心に余裕がある
- 若いので新しいこともすぐに覚える
就職してから数年経つとある程度の貯金が貯まり、仕事にも慣れています。20代であれば新しいことを覚えることへの抵抗も少なく、すぐに適応できるはずです。
心とお金に余裕がある就職してから数年後は一人暮らしを始めるのに最適です。
30歳以上:心が追いつかない
30代に突入してからの一人暮らしは無難です。しかしデメリットもあります。お金に頼って結局家事ができないままになるからです。
一人暮らしを始めると新しいことを覚えることがたくさんあります、しかし、結局下記のようにお金に頼ってしまうのです。
- 洗濯はコインランドリー
- 食事は外食orコンビニ弁当
- 掃除やゴミ捨てはおろそかになりがち
30代まで両親に頼って生きてきた生活が普通になり、変えられません。
- お金があるのでお金に頼る
- 新しいことを覚えることに抵抗がある
若い時期とは違い、30代を超えると新しいことを覚えるにのに抵抗があります。18歳と35歳では圧倒的に18歳のほうが物覚えが良いはずです。
お金に頼るのが悪いとも言えません。30代以降で一人暮らしを始めるのは無難なタイミングです。
» 一人暮らしは無駄ではない理由
一人暮らしを始める平均年齢は20.9歳
「引越し侍」が行った調査によると、一人暮らしを始める年齢は以下の通りです。
順位 | 年齢 | 票数 |
---|---|---|
1位 | 18歳 | 385票 |
2位 | 20歳 | 129票 |
3位 | 19歳 | 111票 |
4位 | 22歳 | 75票 |
5位 | 23歳 | 63票 |
6位 | 21歳 | 47票 |
7位 | 25歳 | 43票 |
7位 | 24歳 | 43票 |
9位 | 26歳 | 28票 |
10位 | 30歳 | 27票 |
10位までの結果をまとめると、一人暮らしを始める平均年齢は20.9歳となります。
18歳が最多
18歳で一人暮らしを始める人が多いです。高校卒業後、以下の変化がある時期だからと考えられます。
- 卒業
- 進学
- 就職
ただし18歳で一人暮らしを始めるとお金に余裕がありません。新しい環境の変化もあり、精神的にも負担が大きいです。
18歳で就職する場合は、仕事に慣れて貯金もそこそこ貯まる20歳以降に一人暮らしを始めましょう。実家の近くで一人暮らしすれば、若くても精神的な負担は軽減します。
» 実家近くの一人暮らしが無駄ではない理由
実家暮らしは30歳まで
一人暮らしは30歳までに始めましょう。30歳を過ぎると新しいことへの適応力が減っていきます。
「Rooch」が行った調査でも「一人暮らしは30歳までに始めるべき」という意見が半数以上を占めていました。
(参考:Rooch)
20代で社会人なら一人暮らしは誰でもできます。両親に甘えることなく自立した生活を始めましょう。
» 一人暮らしができないのは甘えな理由
「一人暮らし=自立」ではない
一人暮らしを始めても一概に自立とは言えません。仕送りや家事を手伝われる一人暮らしは自立と言えないからです。一人暮らしをするなら、あらゆる面で両親に頼らない意識が必要です。
» 「一人暮らし=自立」ではない理由
一人暮らしは何歳からできる?
18歳以上であれば一人暮らしを自分の意思で始められます。未成年者の場合は条件付きで一人暮らしが可能です。
法律上は何歳からでもOK
法律上「一人暮らしは何歳からできる」という決まりはありません。理論上、中学生や高校生でも一人暮らしを始められます。
未成年者は親の同意が必要
未成年の場合、親の同意が必要です。未成年者単身では賃貸契約を結べないからです。
未成年者の定義は以下の通りです。
- 2022年4月1日以降:18歳未満(17歳以下)
- 2021年3月31日以前:20歳未満(19歳以下)
2022年4月から法の改正で18歳未満(17歳以下)を未成年として定められるようになりました。
成年年齢を18歳に引き下げることを内容とする「民法の一部を改正する法律」は,2022年4月1日から施行されます。
法務省
2022年4月1日の時点で,18歳以上20歳未満の方(2002年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまでの方)は,その日に成年に達することになります。 2004年4月2日生まれ以降の方は,18歳の誕生日に成年に達することになります。
未成年で一人暮らしを始めたいなら両親の同意を得てください。
既婚者は未成年者でもOK
既婚の場合は未成年者でも両親の同意なく賃貸契約できます。既婚者は法律上、成人とみなされるからです。
ただし、2022年4月から法の改正で男女とも婚姻適齢が18歳に変更されています。2022年4月以前は、女性のみ婚姻適齢が16歳でした。
(婚姻適齢)
e-Gov法令検索
第七百三十一条 婚姻は、十八歳にならなければ、することができない。
既婚者の場合、基本的に一人暮らしにはなりません。「結婚していて別居の場合」という条件になります。
賃貸契約は大家さんの意向次第
大家さんによっては、未成年者の賃貸契約を断るケースもあります。トラブル回避のためです。
大家さんとしては「問題を起こさない人」に物件を貸したいと思っています。一般的に「未成年者で一人暮らしを始める人」を普通と捉えられる人は少ないです。
未成年者は物件ごとに契約条件を確認しましょう。
最適な年齢で一人暮らしを始めよう
一人暮らしを始める最適な年齢は、就職してから数年後です。心とお金に余裕があり、スムーズに一人暮らしを始められます。
各年齢ごとの状況は以下の通りです。
- 大学・専門学校入学時:金銭面でシビアになれない
- 就職した時期:心とお金に余裕がない
- 就職して数年後:心とお金に余裕がある
- 30歳以上:心が追いつかない
一人暮らしは30歳までに始めましょう。30歳以上は新しいことを始める精神力が衰えてきます。ずっと実家暮らしになりかねません。
物件を見るだけでも一人暮らしを始める意欲が湧いてきます。お部屋探しするだけなら無料なので「一人暮らしにおすすめのお部屋探しサイト」を参考に希望エリアの物件を探してみてください。
\一人暮らし向けに30社以上から厳選!/
心とお金に余裕があるなら、今が一人暮らしをするベストなタイミングです。