- ワンルームを選んでも失敗しない?
- ワンルームを検討しているけど快適に暮らせる?
- ワンルームと1Kで迷っている…
一人暮らしを始める際に検討することが多い間取り「ワンルーム」。家賃が安いだけに、デメリットが多い間取りです。安易にワンルームへ住むと後悔しかねません。
この記事では、一人暮らしでワンルームに住むメリット・デメリットを解説します。記事を読めば、ワンルームに住むべきか正しく判断できます。
ワンルームはとにかく家賃を抑えたい人におすすめの間取りです。ただし、デメリットが気になる人には、ワンルームよりも1Kをおすすめします。

キッチンと居室に仕切りがないことがワンルームのデメリットです。
一人暮らしでワンルーム|メリット3選


一人暮らしでワンルームに住むメリットは3つです。
- 家賃が安い
- 掃除が簡単
- 部屋ごとの温度差がない
家賃が安い
ワンルームは数ある間取りの中でもっとも家賃が安く済みます。東京都の間取り別家賃は以下の通りです。
間取り | 家賃 |
---|---|
ワンルーム | 5.3万〜12.9万円 |
1K | 6.3万〜12.0万円 |
1DK | 6.7万〜15.0万円 |
1LDK | 9.1万〜22.4万円 |
2K・2DK | 6.9万〜19.8万円 |
2LDK以上 | 9.8万〜31.0万円 |
(参考:CHINTAI)
家賃は毎月の固定費。安ければ生活資金に余裕が出ます。



とにかく家賃を抑えたいならワンルームを選ぶのは良い選択です。
掃除が簡単
ワンルームは掃除が簡単です。掃除する部屋が1つしかありません。
1Kでもキッチンと居室の間に扉があります。わざわざ扉の開け閉めを行わなければいけません。
ワンルームなら扉を開け閉めする必要がなく、スムーズに掃除を終わらせられます。ズボラな人でもきれいな状態を保ちやすいです。
ワンルームに掃除機はいらない
ワンルームに住むなら掃除機を買う必要がありません。クイックルワイパーで十分です。クイックルワイパーを使えば掃除の手間も減ります。
» 一人暮らしに掃除機がいらない理由
部屋ごとの温度差がない
ワンルームは部屋ごとの温度差がありません。キッチンと居室の間に扉がないからです。
部屋が区切られている場合、部屋ごとの温度差が発生します。居室からお風呂に行く場合、一時的に寒い空間を通ることに。ワンルームなら温かいまま移動できます。
料理をするときもエアコンを効かせた状態で作業可能です。1Kの場合はキッチンと居室が区切られており、居室との温度差があります。



ワンルームは快適な室温でお風呂や料理ができます。
一人暮らしでワンルーム|デメリット5選


一人暮らしでワンルームに住むデメリットは5つです。ワンルームを選ぶ前に必ず確認しましょう。
- 生活スペースが狭い
- 玄関から室内が見える
- レイアウトに限界がある
- 料理の臭いが部屋に充満する
- ドアを開けると室温が変わる
生活スペースが狭い
ワンルームは生活スペースが狭くなります。キッチンや玄関のスペースが居室と同じ空間にあるからです。
同じ6畳でも、1Kとワンルームの広さは違います。
- 1Kの場合
- キッチンスペースを除いたスペースが6畳
- ワンルームの場合
- キッチンスペースを含めたスペースが6畳
ワンルームに住む場合はやや広い間取りの物件がおすすめです。「6畳だから」と1Kのように住めると思ってはいけません。
玄関から室内が見える
ワンルームは玄関から居室が見えます。キッチンと居室の間に扉がないからです。
配達やお客さんがきた場合、玄関先で話していても生活空間が見えます。自宅とはいえ、居室をきれいに整えておかなければいけません。



居室内が他人に見られたくない人は注意しましょう。
レイアウトに限界がある


ワンルームはレイアウトに限界があります。ワンルームは基本的に狭い間取りだからです。
家具・家電は厳選して選ばなければいけません。ベッドとソファを置いたら生活空間がなくなります。
» 一人暮らしに必要なものリスト
1Kも狭い
間取りが狭いのは1Kも同じです。自由なレイアウトを実現したいなら1LDK以上を検討しましょう。
» 一人暮らしに1LDKは贅沢?広すぎる?
料理の臭いが部屋に充満する
ワンルームでは料理をすると部屋に臭い充満します。キッチンと居室が同じ空間にあるからです。
ワンルームで自炊する人はしっかり換気する必要があります。臭いが充満している状態で生活するのはストレスです。
自炊しない生活がおすすめ
一人暮らしは自炊しないほうがおすすめです。時間とお金を節約できます。料理に慣れていない人が自炊すると栄養が偏る可能性もあります。
» 一人暮らしは自炊しない生活がおすすめ
ドアを開けると室温が変わる
ワンルームで玄関のドアを開けると室温が変わりやすくなります。玄関と居室の間に仕切りがないからです。
冬に暖房を効かせていても、ドアを開けると冷たい空気が部屋に入り込みます。エアコンの効きも悪いです。
1Kならキッチンと居室の間に扉があります。居室の室温を一定にキープ可能です。



ワンルームよりも1Kのほうがエアコン代を節約できます。


一人暮らし向けワンルームは2種類


ワンルームには大きく分けて2種類です。それぞれ特徴が違います。
- キッチン廊下タイプ
- キッチン居室タイプ
キッチン廊下タイプ


上記はキッチンが廊下にあるタイプのワンルームです。一般的な1Kの扉を排除した間取りだとイメージしてください。
キッチン廊下タイプのワンルームは、料理する場合でも居室へ臭いが移りにくいです。カーテンなどで居室とキッチン部分を仕切れば、臭いの充満を抑えられます。
» カーテンでキッチンと部屋を間仕切りする



ワンルームで自炊する人におすすめの間取りです。
キッチン居室タイプ


上記はキッチンが居室内にあるタイプのワンルームです。1つの部屋ですべての行動を完結できます。冷蔵庫へすぐに手が届くのはメリットです。
キッチン居室タイプの場合、料理の臭いが居室内に充満します。自炊する人には向かない間取りです。
1Kとワンルームの違い
1Kとワンルームはキッチンが居室に「ある」か「ない」かの違いです。生活空間を分けたいなら1Kをおすすめします。
» 一人暮らしで6畳1Kは狭い?
ワンルームでも快適な一人暮らしを実現する5つのコツ


狭いワンルームでも快適に過ごすためにはコツがあります。ワンルームに住む場合は以下の5つを検討してください。
- レイアウトを工夫する
- ロフト式ベッドを使う
- ロフト付きの物件を選ぶ
- ベッドを使わず布団で寝る
- カーテンでキッチンと部屋を間仕切りする
レイアウトを工夫する
一人暮らしでワンルームに住むならレイアウトを工夫しましょう。レイアウト次第で部屋が広く見えます。
部屋を広く見せるコツは以下の通りです。
- 淡い色の家具を選ぶ
- 背の低い家具を選ぶ
- コーナーを有効活用する
必要なものを厳選することも必要です。ソファなど大型の家具はなるべく避けましょう。
» 一人暮らしにソファがいらない理由
ロフト式ベッドを使う
ワンルームでベッドを置くならロフト式がおすすめです。空間を有効活用できます。
寝る部分の下にテーブルや収納家具を置けば、ベッド分のスペースを節約可能です。
ただし、ロフトベッドは高さがあります。圧迫感を感じるため注意しましょう。
» 一人暮らしでベッドはどこで買う?
ロフト付きの物件を選ぶ


ワンルームはロフト付きの間取りを選ぶのもおすすめです。ロフトがあれば生活空間を確保しやすくなります。
ロフトは以下の使い方が可能です。
- 寝室スペース
- 収納スペース
ロフト付き物件を探す方法
部屋探しの際に「ロフト付き」を条件で検索してください。ワンルームでも空間を広々と使える間取りが見つかります。
» 一人暮らし向けおすすめお部屋探しサイト
ベッドを使わず布団で寝る
一人暮らしでワンルームに住むならベッドではなく布団もおすすめです。布団はスペースの節約に役立ちます。
起きているときには布団を折りたたみましょう。布団分のスペースを広く使えます。



ワンルームに住むならベッドより布団がおすすめです。
カーテンでキッチンと部屋を間仕切りする
料理の臭いが気になるなら、キッチンと居室をカーテンで仕切りましょう。臭いが居室に充満しなくなります。
カーテンを付けるには突っ張り棒を使うのがおすすめです。100円ショップなどで手軽に手に入ります。
ただし、カーテンを付けるなら1Kに住むのと同じです。キッチンの臭いが気になるなら1Kを選ぶことをおすすめします。
一人暮らしでワンルームをおすすめする人


一人暮らしでワンルームをおすすめする人の特徴は以下の3つです。当てはまる項目があればワンルームでも問題ありません。
- 自炊しない人
- 家賃を抑えたい人
- 外出時間が多い人
自炊しない人
一人暮らしで自炊しないならワンルームでも快適に暮らせます。キッチンで食べ物の臭いが発生する機会がないからです。
以下の方法で食事すれば食べ物の臭いが居室にあまり充満しません。
- 外食
- 弁当
- デリバリー
一人暮らしは外食でもOK
料理に慣れていないなら、自炊するよりも外食したほうが健康的なこともあります。一人暮らしでも、無理して自炊する必要はありません。
» 一人暮らしは外食頻度が高くてもいい理由
家賃を抑えたい人
一人暮らしで家賃をできるだけ抑えたないならワンルームはおすすめです。ワンルームは家賃がもっとも安い間取りだからです。
間取り | 家賃 |
---|---|
ワンルーム | 5.3万〜12.9万円 |
1K | 6.3万〜12.0万円 |
1DK | 6.7万〜15.0万円 |
1LDK | 9.1万〜22.4万円 |
2K・2DK | 6.9万〜19.8万円 |
2LDK以上 | 9.8万〜31.0万円 |
(参考:CHINTAI)
家賃を抑えれば生活資金に余裕が出ます。収入の少ない人にはありがたい間取りです。



できるだけ低コストで一人暮らしを始めたいならワンルームを選びましょう。
外出時間が多い人
自宅にいるよりも外出の時間が多いならワンルームでも問題ありません。自宅の役割が寝るだけになるからです。
自宅で快適に過ごしたいならワンルームではものたりません。最低でも1K以上をおすすめします。
「仕事で忙しくて帰っても寝るだけ」という生活ならワンルームを選ぶのも1つの方法です。生活スタイルに合わせて間取りを選んでください。


ワンルームで快適な一人暮らしを始めよう


ワンルームは家賃を抑えたい人におすすめの間取りです。ただし、デメリットを考慮した上で検討してください。ワンルームには以下のデメリットがあります。
- 生活スペースが狭い
- 玄関から室内が見える
- レイアウトに限界がある
- 料理の臭いが部屋に充満する
- ドアを開けると室温が変わる
デメリットが気になるならワンルームよりも1Kがおすすめです。1Kは家賃を抑えつつも快適な暮らしを実現できます。
» 一人暮らしで6畳1Kは狭い?
間取りが決まっても希望の地域に物件がなければ意味がありません。以下のサイトを活用して理想の物件を探しましょう。
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