- 一人暮らしに2DKは広すぎる?
- 2DKを検討しているけど快適に過ごせる?
- 一人暮らしの間取り選びに失敗したくない!
一人暮らしで物件を選ぶ際、2DKが候補に入ることがあります。しかし、2DKといってもどのような生活が待っているのか想像しにくいのも事実です。
この記事では、一人暮らしで2DKに住むメリット・デメリットを解説します。記事を読めば、2DKを本当に選ぶべきか判断できます。
2DKは一人暮らしにちょうど良い広さの間取りです。しかし、やや築年数が古い物件が多いことに注意してください。
荷物が少ない場合は2DKだと広すぎる可能性があります。
一人暮らしで2DKは贅沢?広すぎる?
一人暮らしで2DKに住むのは贅沢なのか、広すぎるかなどを解説します。
一人暮らしに2DKはちょうど良い広さ
2DKは一人暮らしに適した広さの間取りです。部屋が2つあることで、スペースを有効活用できます。
1Kや1DKに比べると部屋1つ分、贅沢に使用可能です。寝室や仕事部屋など、さまざまな使い方ができます。
» 一人暮らしで2DK|おすすめの使い方
一人暮らしで2DKを選ぶのは良い判断です。
2Kよりもキッチンが広い
2DKは2Kよりもキッチンの広い間取りです。2DKのキッチンは6畳以上、2Kは6畳未満という決まりがあります。
自炊をする場合は2Kより2DKがおすすめです。ダイニングが広く、調理家電などをおくスペースに余裕があります。
2Kは1950年代に流行した間取りです。築年数が古いのでおすすめできません。
» 一人暮らしで2Kを選ぶメリット
2LDKよりもリビングが狭い
2DKは2LDKよりもリビング部分が広いです。2DKのダイニングは10畳未満、2LDKのリビングダイニングは10畳以上という決まりがあります。
より快適な暮らしを実現したいなら2LDKがおすすめです。しかし、2LDKは家賃がグンっと上がります。資金に余裕がないと住めません。
初めての一人暮らしなら2LDKよりも2DKが適しています。
一人暮らしで2DKに住むメリット5選
一人暮らしで2DKに住むメリットは次の5つです。
- 家賃が安め
- 自炊しやすい
- スペースに余裕がある
- 友人・家族を呼びやすい
- 用途ごとに部屋を分けられる
家賃が安め
2DKは部屋数のわりに家賃が安めに設定されています。東京都の間取り別家賃相場が以下の通りです。
間取り | 家賃 |
---|---|
ワンルーム | 5.3万〜12.9万円 |
1K | 6.3万〜12.0万円 |
1DK | 6.7万〜15.0万円 |
1LDK | 9.1万〜22.4万円 |
2K・2DK | 6.9万〜19.8万円 |
2LDK以上 | 9.8万〜31.0万円 |
(参考:CHINTAI)
家賃を少し抑えつつ、やや広めの間取りに住みたいなら2DKが適しています。ただし、1Kや1DKに比べると家賃はやや高いです。
必ず予算の応じて間取りを選びましょう。収入の1/4程度で住める物件が理想です。
自炊しやすい
2DKは自炊がしやすい間取りです。1K・1DKよりもダイニングが広く設計されています。
全体の間取り | キッチンの間取り |
---|---|
1K | 4.5畳未満 |
1DK | 4.5畳以上8畳未満 |
1LDK | 8畳以上 |
2K | 6畳未満 |
2DK | 6畳以上10上未満 |
2LDK | 10畳以上 |
広々としたキッチンで自炊したいなら2DKはおすすめです。調理家電などを置くスペースにも余裕があります。
一人暮らしは自炊の必要なし
一人暮らしなら自炊をしない生活もおすすめです。自炊するよりお金や時間が節約できる場合があります。
» 一人暮らしは自炊しないほうがいい理由
スペースに余裕がある
2DKは一人暮らしにしてはスペースに余裕があります。ダイニングキッチン加えて部屋が2つあるからです。
生活するだけなら1Kやワンルームで十分です。スペース余裕があることで、少し贅沢な使い方ができます。
» 一人暮らしで2DK|おすすめの使い方
1Kやワンルームで「狭い」と感じてきたなら2DKを選ぶのもおすすめです。
友人・家族を呼びやすい
2DKは友人や家族を呼びやすい間取りです。部屋の仕切りをなくせば、十分な広さを確保できます。
1Kやワンルームだと、人を呼ぶにはやや狭いです。2、3人になっただけでスペースが埋め尽くされます。
» ワンルームのメリット・デメリット
友人や家族を呼ぶ機会があるなら2DKはおすすめの間取りです。部屋を仕切れば宿泊してもプライベートを守れます。
用途ごとに部屋を分けられる
2DKは部屋を用途ごとに分けられます。2つの部屋が独立しているからです。
メリハリのある生活を送りたいなら、部屋が2つ以上ある間取りをおすすめします。「寝るときは寝る」「仕事するときは仕事に集中する」など、シーンごとに空間を分けられるからです。
1LDKや2LDKだと家賃が高くなります。家賃がやや安い2DKは一人暮らしで狙い目の間取りです。
» 一人暮らしに1LDKは贅沢?広すぎる?
一人暮らしで2DKに住むデメリット6選
一人暮らしで2DKに住むデメリットは次の6つです。デメリットを把握した上で、2DKを選ぶか検討しましょう。
- 掃除が大変
- 築年数が古い
- 使いこなせない
- ものが増えやすい
- 光熱費が高くなる
- 寂しい気持ちになる
掃除が大変
2DKは掃除が大変です。部屋が2つある上に、ダイニングキッチンも6畳以上の広さがあります。
1Kやワンルームなら掃除が簡単です。掃除の手間を減らせます。
仕事や他の家事に忙しい場合、掃除にまで手が回らないことも…。掃除に時間を使えない人は、2DKだと汚れが溜まっていく一方です。
» 一人暮らしで家事ができないときの対処法
狭い間取りなら掃除機不要
1Kやワンルームなど、狭い間取りを選べば掃除機の必要がありません。クイックルワイパーで十分です。掃除機がなければ収納スペースの節約にも繋がります。
» 一人暮らしに掃除機がいらない理由
築年数が古い
2DKには築年数の古い物件が多いです。2DKは1980年代に流行した間取りだからです。
2DKを検討する場合、築20〜30年の物件になってしまいます。お風呂やトイレが古いタイプだったり、洗濯機が外置きである可能性も…。
内装をリノベーションしている物件なら2DKでもきれいです。気になる物件があれば積極的に内見してみましょう。
» 一人暮らしにおすすめのお部屋探しサイト
使いこなせない
初めての一人暮らしだと2DKを使いこなせない場合があります。2つの部屋をどのように使ったらいいかわからないからです。
基本的に生活するだけなら、1Kやワンルームでも問題ありません。初めての一人暮らしなら1K・ワンルームあたりの間取りをおすすめします。
以下の条件がある場合に2DKを検討しましょう。
- 荷物が多い
- 仕事部屋が欲しい
- 寝室と居室を分けたい
- 趣味専用の部屋が欲しい
無駄に2DKを選んでも家賃が高くなるだけです。無駄に家賃を払い続けるのは賢い選択とは言えません。
ものが増えやすい
一人暮らしで2DKに住むと、ついついものが増えてしまいます。スペースに余裕があるため「とりあえず置いておけばいい」と考えてしまうからです。
1Kやワンルームだと「置く場所がないから…」と、買うことをためらいます。お金を自然に節約できてしまうのです。
2DKに住むと「いつの間にか無駄なものが増えてしまった…」ということがよくあります。2DKに住む場合は、無駄にものを増やさないように注意しましょう。
ものが増えると引越しのとき大変になります。
光熱費が高くなる
2DKだと1Kやワンルームよりも光熱費が高くなります。部屋が広く、エアコン代が多めにかかるからです。
「家計調査報告2016年 – 総務省統計局」による一人暮らしの平均的な電気代が以下の通りです。
- 一人暮らし平均:5,320円
- 2DK平均:4,000〜10,000円
間取りを家賃だけで考えてはいけません。間取りが広くなるごとに光熱費も上がっていくことを理解しましょう。
寂しい気持ちになる
一人暮らしで2DKだと寂しい気分になるときがあります。スペースに余裕があり、ガランとしているからです。
特に初めての一人暮らしで2DKに住むと寂しい気持ちになりやすくなります。2DKなら二人暮らしでも問題ない広さ。1人してはやや広いです。
寂しい気持ちになるかは人によります。寂しがり屋の人は気をつけてください。
一人暮らしで2DKをおすすめする人
一人暮らしで2DKをおすすめする人の特徴が以下の4つです。該当する項目があれば2DKを視野に入れて物件探ししましょう。
- 来客の多い人
- 荷物の多い人
- 同棲・結婚の予定がある人
- メリハリのある生活をしたい人
来客の多い人
友人や家族など、来客が多いなら一人暮らしで2DKはおすすめです。2DKは来客があっても十分に余裕があります。
友人・家族が泊まりに来ても、部屋を分けられるのでプライベートを確保できます。見られたくないものがあっても別の部屋に隠しておけばOKです。
荷物の多い人
荷物が多いなら2DKを選ぶのは良い選択です。1つの部屋を収納スペースとして使えば、生活空間に余裕を持てます。
初めての一人暮らしだと荷物は多くありません。2DKを選んでも持て余してしまいます。
一人暮らし歴が長く、荷物が徐々に増えてきた人に2DKはおすすめです。初めての一人暮らしなら必要なものを厳選して、無駄な荷物を増やさないことをおすすめします。
» 一人暮らしに必要なものリスト
同棲・結婚の予定がある人
恋人がいて同棲や結婚の予定があるなら、2DKを選ぶのもおすすめです。2DKは2人でも十分に住めます。
ただし、二人暮らしだと2DKはやや狭い間取りです。スペースに余裕のある生活はできません。二人暮らしなら2LDK以上がおすすめです。
» 一人暮らしに2LDKは贅沢?広い?
まだ恋人がいないのに同棲や結婚を見据えるのはやめましょう。恋人ができなかった場合、寂しい気持ちが大きくなってしまいます。
メリハリのある生活をしたい人
メリハリのある生活を送りたいなら、2DKはおすすめの間取りです。用途ごとに部屋を分けられます。
部屋が2つ以上ある間取りは、特に在宅ワークの人におすすめです。部屋が分かれていないと、気持ちの切り替えがなかなかできません。
2DKは空間が分かれていることでメリハリのある生活を実現できます。
一人暮らしの2DK|おすすめの使い方
一人暮らしで2DKの使い方は以下の通りです。2DKに住む場合の状況をイメージしてみてください。
- 居室&寝室&ダイニング
- 仕事部屋を作る
- 趣味部屋を作る
- 荷物置き場を作る
- 仕切りを外してワンフロアにする
居室&寝室&ダイニング
ダイニングキッチンに加えて、2つの部屋を「居室」「寝室」に分ける使い方です。生活を3つに分けることで、メリハリのある生活を送れます。
- 居室:休む
- 寝室:寝る
- ダイニング:食べる
2DKでもっとも一般的な使い方です。特別なことがない限り、上記のような使い方を検討してください。
寝室を居室と分けることで睡眠の質が向上します。
仕事部屋を作る
在宅ワークの人は、仕事部屋を作るのがおすすめです。仕事部屋を作ると気持ちにメリハリが出て、生産性が向上します。
仕事とプライベートを同じ空間にしていると、スイッチを切り替えできません。空間が分けられることで「仕事モード」に突入できます。
部屋を分けられるのが2DKの魅力です。一人暮らしで在宅ワークなら仕事部屋を作ると仕事で成果が出やすくなります。
趣味部屋を作る
スペースを必要とする趣味があるなら、2DKの内1つの部屋を趣味専用にしましょう。専用の部屋を作ると、趣味の時間が充実します。
趣味専用として使う場合は以下のようなケースです。
- フィギュアケース置き場
- フィットネス機器置き場
- 釣具・ゴルフ用品置き場
1Kやワンルームでは諦めなければいけない趣味も、2DKなら実現できます。
荷物置き場を作る
荷物が多い場合は、2DKの内1つの部屋を荷物置き場として使うのもおすすめです。1つを収納スペースとすれば、生活空間を広々と使えます。
一人暮らし歴が長くなると荷物が増えるのは仕方ありません。捨てるに捨てられないものが溜まったら、部屋を丸ごと収納スペースにしましょう。
初めての一人暮らしで荷物置き場を作るのはおすすめできません。荷物置き場を作ると、無駄にものを増やしてしまいます。荷物置き場は一人暮らし歴のある人におすすめの使い方です。
仕切りを外してワンフロアにする
2つの部屋が並列になっていれば、仕切りを外してしまうのも1つの方法です。仕切りを外すと開放感のある1DKに仕上がります。
2DKの場合、1つ1つの部屋が6畳程度と狭いことが多いです。仕切りを外すことで、10畳以上のスペースを確保できます。
「広めの1DKを探してるけど、なかなか見つからない」という場合は、2DKで仕切りを外しましょう。仕切りを外してワンフロアにすると、開放感のある部屋で快適に過ごせます。
一人暮らしの2DKはちょうど良い間取り
2DKは一人暮らしにちょうど良い広さの間取りです。ただし、注意点を考慮しつつ検討してください。
- 掃除が大変
- 築年数が古い
- 使いこなせない
- ものが増えやすい
- 光熱費が高くなる
- 寂しい気持ちになる
2DKが魅力的に感じても、希望のエリアに良い物件がなければ住めません。以下のサイトを活用して、理想の間取りを見つけてください。
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