- 自炊しているのに食費が高い…
- 自炊は果たして安いのか疑問…
- 食費をできるだけ抑えたい!
食費を抑えるために自炊していても、思っているより高い場合があります。実は「自炊=節約」とは言い切れません。自炊している人は、むしろ損している可能性も…。
この記事では、一人暮らしの自炊が高くつく理由を解説します。記事を読めば、もっともコスパの良い方法で食事を準備できます。
一人暮らしの自炊が高くつくのは、一人分の料理を作ると食材が余るからです。賞味期限に追われることになり、多めに食事をとってしまいます。
自炊は調味料や調理器具にお金がかかっていることも理解しましょう。
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一人暮らしの自炊が高くつく7つの理由
一人暮らしの自炊が高くつく理由は以下の7つです。今の食費を見直すきっかけにしましょう。
食材が余る
一人暮らしの自炊は食材が余ります。一人分の食材はあまり売っていないからです。
キャベツや人参を買ってきても、1食分で使うのは一部だけ。余った食材を使いきれずに腐ってしまうケースは多いです。
一人暮らしは食材を無駄に使っています。1食分のコストは低くても、買い物トータルの費用は高くつくことを理解しましょう。
光熱費がかかる
自炊をすると光熱費が高くなります。料理には以下の家電を使うからです。
- 炊飯器
- IHコンロ
- 電子レンジ
火を使う場合はガス代が高くつきます。自炊で食費を抑えられたとしても、光熱費が高くなっては意味がありません。
自炊には食費だけでなく、光熱費もかかっていることを理解しましょう。
少量の食材は高い
スーパーなどで販売している少量の食材は、値段が高く設定されています。一般的に、多量の食材のほうが分量あたりの値段が安いです。
イオンネットスーパーでも大根1本買うと258円ですが、1/2本で買うと138円に設定されています。
「余らせてはいけない」という意識で買い物すると損する可能性が高いです。しかし「割安だから」と多量の食材を買うと、使いきれずに余らせてしまいます。
賞味期限に追われる
一人暮らしの自炊は賞味期限に追われます。一人ではなかなか消費しきれないからです。
賞味期限に間に合わせるため、通常より多めに食べてしまうこともしばしば。消費が多くなり、食費が高くなっていきます。
賞味期限のある食材だけでなく、野菜なども同じです。「腐る前に使い切らなければ」と考え、たくさん食材を消費します。
一人暮らしで賞味期限のある食材を買うと食費が高くつきます。
調味料にコストがかかる
一人暮らしで自炊するには調味料も必要です。調味料がないと味付けできません。
食費を計算するとき「1食分で〇〇円」と考えがち。しかし以下のような調味料を考慮して食費を計算することは少ないです。
- 砂糖
- 味噌
- みりん
- 料理酒
- しょうゆ
「1食〇〇円に抑えているのに食費が高い…」と感じている人は、調味料にお金を使っている可能性があります。特に料理にこだわると調味料の量も増えていき、食費が高くつくのです。
調理器具にコストがかかる
一人暮らしで自炊するには調理器具も必要です。調理器具がないと料理できません。
一人暮らしを始めたばかりの場合、最初の時点で必要なものを揃えているはず。しかし自炊していくうち「あれも必要」と調理器具が増えていきます。
調理器具を食費に含めている人は少ないです。生活費を抑えたいなら、調理器具を今以上に増やさないよう気をつけてください。
» 一人暮らしに必要なものリスト
鍋やフライパンは一人暮らしにとって大きなコストです。
無駄なものを買ってしまう
一人暮らしで自炊すると、無駄な買い物が増えます。スーパーへ買い物に行くからです。
スーパーへ買い物に行くと「これも必要かもしれない」「これが食べたい」など、ついつい買い物の量が増えます。買い物に行かなければ購入しないものが多いです。
自炊をしなければ無駄な買い物はありません。自炊すると無駄な買い物が増えて、食費が高くつくのです。
平均的な食費
「家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表」によると、一人暮らしの平均的な食費は1ヶ月40,331円です。収入やライフスタイルによって適した食費は違います。手取り収入の15〜20%があなたに適した食費です。
一人暮らしの自炊は高いのか検証
一人暮らしの自炊は本当に高いのか。「惣菜」「外食」「冷凍宅配弁当」と比較しました。
方法 | 食費 | 時間 | 労力 | 味 |
---|---|---|---|---|
自炊 | 安い | 多い | 多い | 実力次第 |
惣菜 | 安い | 少し | 少し | 普通 |
外食 | 高い | 少し | 少し | 美味しい |
冷凍宅配弁当 | 普通 | なし | なし | 美味しい |
惣菜は自炊と同等
一人暮らしの自炊とスーパーの惣菜を比べると、ほぼ同じ食費です。仕事終わりの夕方だと、スーパーの惣菜が安くなっています。自炊するのとあまり変わりません。
スーパーの弁当は夕方になると300円程度に価格が下がっています。1ヶ月毎日買っても9,000円です。自炊する夕飯が200円程度だとして、1ヶ月6,000円。1ヶ月3,000円しか変わらないのです。
3,000円を節約するために、毎日自炊で時間と労力を消費するのは賢くありません。自炊するくらいなら、毎日惣菜を買いましょう。
外食は自炊より高い
一人暮らしの自炊と外食を比べると、外食のほうが高いです。外食は最低でも1食500円程度は費用がかかります。
例えば、吉野家やすき家で500円の牛丼を食べたとして、1ヶ月の夕食費は15,000円。自炊を1食200円と換算して1ヶ月6,000円。1ヶ月9,000円は差が出ます。
食費を抑えたいだけなら、外食は控えて自炊がおすすめです。しかし外食は時間的なコストを大幅に下げられます。お金と時間のどちらを優先するか考えてみてください。
» 一人暮らしは外食頻度が高くてもいい理由
冷凍宅配弁当は自炊とほぼ同等
冷凍宅配弁当は自炊とほとんど同等の食費です。1食170円から利用できる冷凍宅配弁当もあるからです。
冷凍宅配弁当なら買い物の必要もなく、自宅まで届けてくれます。帰宅後にレンジでチンすれば、すぐに夕食の準備が完了。自分の時間を確保できます。
冷凍宅配弁当は管理栄養士がメニューを考案しており、栄養バランスも良いです。自炊する場合、知識がないと栄養が偏る可能性があります。栄養面を考えても冷凍宅配弁当がおすすめです。
» 一人暮らしにおすすめの冷凍宅配弁当
一人暮らしで冷凍宅配弁当を利用するのは賢い選択と言えます。
\1食170円〜で食費と時間を節約!/
自炊は時間がかかる
「ZOJIRUSHI」の調査によると、一人暮らしの夕食の調理時間は20〜30分。1ヶ月に換算すれば、10時間〜15時間は自炊しています。自炊する時間でアルバイトしたほうがマシです。
» 一人暮らしは自炊しないほうがいい理由
一人暮らしの自炊で食費を抑えるコツ
一人暮らしの自炊で食費を抑えるコツは以下の通りです。自炊する場合は、コツを抑えないと食費が高くつきます。
作り置きする
自炊で食費を抑えたいなら作り置きしましょう。作り置きすれば食材を余らせなくなるからです。
買った食材をすべて使い切るように料理を作ってください。無駄に食材を使ったり、腐らせたりしません。
以下のように日にちの持つ料理を作るのがおすすめです。
- 煮物
- 漬物
- カレー
冷凍すれば温めるだけで食べられます。休日などを利用して作り置きしましょう。
» 一人暮らしで自炊する時間がないときの対策
作り置きの料理は「クックパッド」などで検索すれば簡単に見つかります。
週ごとの予算を決める
一人暮らしで食費を抑えるためにも、週ごとに予算を決めましょう。予算を決めておけば、無駄な買い物がなくなります。
1ヶ月の食費を決めたら、4〜5で割ってください。1週間ごとの予算が算出されます。
1ヶ月の食費3万円÷4週=1週間の予算は7,500円
予算を決めずに買い物すると、ついつい無駄な買い物が増えます。自炊するなら計画的に買い物して、食費を抑えてください。
コスパの良い食事を選ぶ
一人暮らしではコスパの良い食事を選ぶと、自炊でも食費を抑えられます。食材によってコスパが違うからです。
一人暮らしにおすすめの、安くて栄養のある食事は以下の通り。
「アスパラ」や「絹さや」などは、量の割に高いです。食費を抑えたいなら、値段と量のバランスを確認しましょう。
» 一人暮らしでコスパ抜群の栄養がある食事
コスパの良い食事を理解しておけば、自炊で食費を抑えられます。
自炊しなくても節約可能
一人暮らしは自炊しなくても食費を節約可能です。冷凍宅配弁当などで食生活を工夫すれば、自炊なしでも1ヶ月の食費を3万円以内に抑えられます。
» 一人暮らしで食費を3万円に抑える方法
一人暮らしの自炊はコスパが悪い
一人暮らしで自炊している人は損しています。食費以上に時間と労力を奪われていることに気づきましょう。
一人暮らしの自炊が高くつくは以下の7つです。
冷凍宅配弁当を利用すれば、時間や労力を節約できます。1食170円から利用できる冷凍宅配弁当もあり、食費の節約も可能です。
一人暮らしの自炊が高いと感じている人は、冷凍宅配弁当を利用してみてください。「今までの時間はなんだったんだ…」と、自炊の無駄に気づくはずです。
» 一人暮らしにおすすめの冷凍宅配弁当
今以上にお金や時間を無駄にしたくないなら、冷凍宅配弁当の利用をおすすめします。
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