- 一人暮らしだと1ヶ月にお米が何キロ食べる?
- 一人暮らしの場合はお米を何キロ買えばいい?
- なるべくスペースを圧迫しないように最適な量のお米が欲しい!
一人暮らしの食生活を支えるお米。初めて一人暮らしをする場合、何キロ買ったらいいのかわからない人は多いです。たくさん買いすぎると部屋のスペースを圧迫することに…。
この記事では、一人暮らしで何キロのお米を買うべきかデータを元に解説します。記事を読めば、あなたに最適なお米が何キロかわかります。
1ヶ月のお米の平均消費量は約4.5kgです。ただし食生活によって1ヶ月の消費量は変わります。
ご飯を1日に2杯食べる人は1ヶ月に約5kgのお米を消費します。
一人暮らしはお米が1ヶ月に何キロ必要?
一人暮らしにお米が何キロ必要かは人によって変わります。平均消費量と食生活による違いから、あなたに最適なお米の量を考えてみてください。
- 1ヶ月の平均消費量は約4.5kg
- 食生活によって何キロ必要か違う
1ヶ月の平均消費量は約4.5kg
お米の消費量は1ヶ月あたり平均4.5kgです。平成30年に発表した農林水産省のデータで、一人あたりのお米の年間消費量が53.5kgと出ています。
国民1人・1年あたりの米の消費量は、1962(昭和37)年度の118,3kgピークに一貫(いっかん)して減少傾向(げんしょうけいこう)にあります。
1990(平成2)年度には70,0kg、2005(平成17)年度には61,4kg、2018(平成30)年度には53.5kgまで減少しています。
農林水産省
「年間平均消費量53.5kg÷12ヶ月」で、1ヶ月約4.5kgと算出。1ヶ月に5kgずつお米を買えば、少し余裕があります。
一人当たりのお米の消費量は年々減少傾向です。まずは5kgのお米を買ってみて、自分のお米の消費量を計りましょう。
食生活によって何キロ必要か違う
一人暮らしの食生活によってお米が何キロ必要か変わります。人によっては朝・昼・晩と3食の人もいれば、夕食のみ家でお米を食べる人もいるからです。
お茶碗1杯150gあたりに必要なお米は約65g。1ヶ月に必要なお米の量は以下の通りです。
ご飯の量 | 消費量(1ヶ月) | 最適なお米 |
---|---|---|
1杯 | 1,950g | 2kg |
2杯 | 3,900g | 5kg |
3杯 | 5,850g | 5kg |
4杯 | 7,800g | 10kg |
5杯 | 9,750g | 10kg |
夕食のみ自宅で食べる人なら2kgのお米でも足ります。しかし、1杯では足りない人なら5kgのお米を買うのがおすすめです。
一人暮らしは1ヶ月に平均5kgのお米を消費します。
一人暮らしにおすすめ!お米の保存方法
一人暮らしではお米を適切な方法で保存しておくことが大切です。5kgのお米を買ってもすぐに食べ切れるものではありません。お米の最適な保存方法は以下の3つです。
- 冷蔵保存が最適
- 米びつでスペース節約
- 1食ごとに分けて保存
冷蔵保存が最適
お米は冷蔵保存がおすすめです。冷蔵保存は防虫効果が上がります。
お米には基本的に精米日しか記載していません。しかし、おいしく食べられる期間は決まっています。
季節 | おいしく食べられる期間 |
---|---|
春・秋 | 精米してから1ヶ月 |
夏 | 精米してから3週間 |
秋 | 精米してから2ヶ月 |
冷蔵庫が狭くて入らない場合は、できるだけ直射日光・高温多湿を避けられる場所で保存してください。部屋に出しっぱなしにするとお米が悪くなります。
部屋に放置しておくとご飯をおいしく食べられません。
米びつでスペース節約
米びつを使えばスペースを節約しつつお米の状態をキープできます。米びつは密閉性が高く、防虫効果があるからです。
一人暮らしの場合、お米を袋のまま置いてしまいがち。お米を袋のまま置くと邪魔なだけでなく、隙間から虫が侵入。空気にも触れるため劣化が早くなります。
計量機能の備わった米びつを使えば、時間の節約も可能です。冷蔵庫にお米を入れなくても、冷暗所で米びつを使えばおいしいご飯を食べられます。
1食ごとに分けて保存
一人暮らしの場合、お米を1食ごとに分けて保存すると便利です。いちいち計る手間がなくなり、時間の節約になります。
小分けして保存する際には、下記のような入れ物に入れるのがおすすめです。
- タッパ
- ジップロック
- ペットボトル
毎回お米を計るのはめんどくさいです。お米を計る手間は時間ロスに繋がります。
チンするご飯なら長期保存可能
一人暮らしはレンジでチンするご飯も便利です。レンジでチンするご飯は長期保存できます。レンジでチンするご飯をメインにすれば、炊飯器の必要もありません。
» 一人暮らしに炊飯器がいらない理由
一人暮らしにおすすめ!お米のおいしい炊き方
お米をおいしく食べられるコツを紹介します。おいしいご飯で一人暮らしの食生活を楽しんでください。
- 炊飯器にはにがりを入れる
- 圧力鍋は早くておいしい
- 土鍋では安くておいしい
炊飯器にはにがりを入れる
炊飯器でお米を炊く場合、にがりを入れるとおいしく仕上がります。にがりのマグネシウムがお米の細胞破壊を防ぐからです。
にがりを使ってお米を炊くメリットが以下の通り。
- ふっくらする
- ベタつかない
- ツヤツヤになる
一人暮らしでは高性能な炊飯ジャーを買う余裕もありません。しかし、にがりならスーパーでも安価で購入できます。
「天海のにがり」はTV番組「トリックハンター」でも紹介されたにがりです。炊飯器でおいしいお米を食べたい人はぜひ利用してみましょう。
圧力鍋は早くておいしい
圧力鍋でお米を炊くと約15分でおいしいご飯が炊けます。お米に高圧力をかけることで、食感が良く甘いお米に仕上がるからです。
圧力鍋でお米を炊くメリットは以下の通り。
- 丸洗いができる
- 炊飯器よりも早い
- 他の料理にも使える
炊飯器で「早炊き機能」を使うとやや味の落ちたご飯ができあがります。圧力鍋なら早くておいしいのが特徴です。
炊飯器と違って圧力鍋はずっと圧力鍋見ていなければいけません。時間の節約を考えるならおすすめできない方法です。
土鍋では安くておいしい
土鍋でお米を炊くと香ばしくておいしいご飯が炊きあがります。土鍋は保温性が高く、火を消して蒸らしている間にじっくりお米に熱が浸透するからです。
土鍋でお米を炊くメリットは以下の通り。
- 丸洗いができる
- 香ばしくておいしい
- 土鍋のまま机に置ける
圧力鍋と同様、火加減をずっと見ていなければいけません。しかし、一人暮らしにはちょうどいい大きさ。できあがったらそのまま机に置けるのも便利です。
一人暮らし用の土鍋は低価格で購入できます。
一人暮らしは1ヶ月に5kgのお米がおすすめ
お米の年間消費量は1人あたり53.5kg。1ヶ月に換算すると「年間平均消費量53.5kg÷12ヶ月」で約4.5kgです。
ただし食生活によって必要なお米の量は違います。食べるご飯の量に合わせた必要なお米の量が以下の通りです。
ご飯の量 | 消費量(1ヶ月) | 最適なお米 |
---|---|---|
1杯 | 1,950g | 2kg |
2杯 | 3,900g | 5kg |
3杯 | 5,850g | 5kg |
4杯 | 7,800g | 10kg |
5杯 | 9,750g | 10kg |
まずは5kgのお米を買ってみるのがおすすめです。